1947-11-28 第1回国会 参議院 農林委員会 第35号 そこで又存置されておることによつて……勿論現在の農地委員会が腐敗堕落の過程にあるということも歴然たる事実でありまするが、同時にそういう農地委員会であるだけに、小作調停法を活用することによつて土地取上を完全に地主の利益の方に廻して行くという、こういう弊害が多分に認められるし、唯小作調停法の一部分を改正して見たところで、その改正は地主擁護に傾いて行く。 板野勝次